逆境を好機にかえる(4)~コーピング~
皆さん こんにちは。
Onlineセミナーから皆さんの暮らしのヒントをお伝えしています。
これまでリフレーミングとマインドフルネスについてご紹介させていただきました。
もう一つセミナー内で取り上げられたものがありました。
それは《コーピング》です。
《コーピング》とはストレス対処のことです。
自分のストレスを客観的に観察し、それに見合った自分なりの対策です。
最近、ストレスが原因とみられる心と体の病の急増しています。
たとえば、上司からこれまでやったことのない仕事を頼まれたとします。
そんなときに「現在の自分の能力ではできない」と捉える人と、
「新しいことに挑戦してみたい」と受け止める人とでは、
ストレス反応に違いがあります。
自分が抱えているストレスは何なのかを知り
コーピングの技術を上手につかうことで、ストレスを排除したり、
よい方向に転化させたりすることができるようになります。
対処法をいくつかご紹介します。
1.ストレスに対して気晴らしになることをしてみる。
気晴らしになることや対策できることをたくさんリストアップしてやってみる。
趣味に打ち込んだり、スポーツをしたり、カラオケへ行ったり
旅行したり多種多様な行動です。
2.自分が抱えるストレスがどういうものなのか観察してみる。
弱いストレスなのか、強いストレスなのか。
問題に対する自分の捉え方に注目することでストレスに対処する方法です。
仕事がうまくいかないとき、「誰にでもこういうことはある」と自分に言い聞かせる
ことや「そのうち軌道にのるだろう」と楽観的になることなどが含まれます。
3.ストレスの原因となっている問題を解決する。
ストレスと感じているものから遠ざけたり、取り除いたりすることです。
嫌な上司がいるので自分が異動したり、転職する。
難しい仕事に対して上司や同僚に協力してもらう。
解決しなければならない問題が起きて、そのことでストレスを感じているときに
有効です。
簡単ですがコーピングについてご紹介しました。
人の心をむしばむストレスが長引けば心の病にもつながります。
この心の病を防ぐために注目されているのがコーピングとマインドフルネスです。
この2つのストレス対策がリフレーミングしやすい心につながります。
Stop Breathe Think
まず とらわれた考えを手放そう!
呼吸をしよう!
そして もう一度考えよう!
4回にわたりOnlineセミナーの内容をお伝えしてきました。
いかがでしたか?
一つでも取り入れられることがあればうれしいです。
どうぞ皆さまの暮らしが健やかになりますように。
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